雪もチラつくようになった頃、なんの変化のない私達にクリスマスがやってきた。




『美穂、俺ね美穂に合わせたい友達がいるんだ』




『うん、いいよ』




雅弘が、友達を紹介してくれるなんて珍しい。


私から見たら、友達は多い方じゃないと思っていたから。




いつものように、雅弘の家に行き、家の中に入ると友達は先に来ていたしていたよだ。