それからというもの、私は毎日のように、雅弘の監視下に置かれていた。 携帯チェックに始まり、1日の出来事を話し、家にいるかどうか確かめる。 籠の中の鳥になっていた。 ただ、ただ過ぎ去っていく毎日。 楽しみも何もない、時間だけが経つ。 強いて言えば、睡眠だけが唯一の安らぎだったのかもしれない。