「ママはこんな顔したパパの何が良かったのー?」 グサッと効果音が聞こえてきそうな程の言葉が旦那に刺さったようで旦那は床に雪崩落ちていった。 「こんな………、顔……」 今にも枯れて消えそうな声で旦那は呟いていた。 「そんな事言わないのー!パパ、この時は結構モテてたのよー!でもそうねぇ、どんなとこ…、じゃ、長い話しちゃってもいい?」 そう言って私はコーヒーを口に運び、前置きを考えた。 「うーん、じゃ、出会いから話すわね? あれは私が高校に入学するって言う入学式の事だったわねー…