約8年前、 お父さんの仕事の関係で 引っ越して行った逸希。 別れ際に逸希が、 『僕が大きくなってカッコよくなったら、絶対ナミを迎えに来るね!』 『うん、待ってる。』 『だから将来大人になったら、 僕と結婚してくれる?』 『もちろんだよっ!』 そう言って2人で 泣いて抱き合ったんだった。 ―――やっと思い出した。 逸希はずっと覚えてたんだ・・・