私はそれから、一人ぼっちの学校生活を送っていた。

涼ちゃんは、戻ってきてくれるんじゃないかと、心のどこかで信じていた自分がいた。

でも、それもつかの間…



「涼って死んだんだよねー」

「それって、厚知のせいなんでしょー?」

「そうなの!?最悪じゃん!!」


そんな会話を聞いてた。

“死んだ”

その言葉を聞くと、心が痛む。

そして、絶望する。

涼ちゃんは、死んだんだ…

死んだんだ…

私は動けなくなる。

そして瓶を握る。


それにそれは、私のせい…

私があの時、帰るねって言わなかったら、死ななかったのかな。。


やっぱり私のせいなんだよね…。


「はははー厚知友達いないのー?」

「まぢうけるぅーー!」

このクラスでもリーダー的存在の小浜くんとその仲間たちが話しかけてきた。

『私には、涼ちゃんがいるの!!』

「何言ってんの?涼は死んだんだよ!!」

『死んでないもん!!生きてるよ!!』

「こいつおかしいんじゃね?あはは」

そう言って去って行った。



涼ちゃん…