『…』

「本当に付き合ってんだ。。何?あたしがかっこいいとか言ってんの聞いてて叶うわけないのにとかおもしろがってたわけ?」

『ちがっ』

「あんたなんか親友じゃないし。友達でもなんでもないから。」

そう言って、みんなを連れて教室を出て行った。

『ちょっっっ』

「声も聞きたくないよねー」

「最悪だよねー」

「ありえんし」

「あんなやつと同じ空気吸いたくねぇし。」

「同じクラスとかまぢ最悪だし。」

「1年間一緒に過ごすとかまぢ無理ぃー」

「裏切り者ぉー」

「「「「裏切りものぉー」」」」


教室に、1人取り残された私。

何もできずに、ただ立ち尽くす。

そして自然と涙がこぼれ落ちる。


全身の力がすっと抜けて、その場に倒れこんだ。


倒れこんだまま私はいろんなことを思い出していた…