私は決心した。

央南に言おうって。

言わなきゃいけないよね…

あの夢みたいなのは…嫌だし…。

あんなことになったら本当に嫌だし…。


央南を裏切りたくないし。。

央南とずっと付き合っていきたいし、親友でいたい。

だから…

言おうって決めた。


流麻先輩にも相談した。

すると先輩は

「うん。よくきめたな。えらいね」

そう言って私の頭をなでてくれた。



少しドキってしてた。

恋って言うのかな…?



私は、ギュッと、瓶を握り締めた。

―涼ちゃん…応援してね…

















――

『央南おはよ!』

「…」

え…?

「あのさあのさー昨日のテレビまぢおもしろかったことねぇー?あはははは」

「だよね!まぢウケたしぃー!」

…?

私…無視されてる…?

これって…?

聞こえてないだけだよね!



『央南おはよ!!』

さっきより大きい声で言った。

「うるさぃな!裏切り者!!」

『え…?』


「付き合ってるんでしょ?流麻先輩と!!」



私なりの勇気…

ふりしぼる前に…



先輩…

どうすればいいの…?