lastらぶ

教室に入ると、いつもと同じように、央南(おうな)が笑顔で来てくれた。

「おはよう」

『おはよ』

そしていつもと同じように、他愛もない話をしていた。


そのときだった…

「私好きな人できたぁー♪」

『まぢ!?ダレダレ!?』

「えーーーー!?あのねー…言ってわかるかなぁ…?」

『いぃょいぃよ!誰?』

「あのね…


聞かなければ良かった…

あとで後悔しても遅いんだよね…。



言えるわけないよ…

いえないよ…


親友の好きな人が…

私の一番仲良くしてる親友の好きな人が…













私の彼氏だなんて…