僕は毎日、病院の前を通るのが、楽しみです。
病院の前を通るたびに、綾香が窓の前で待ってて、声をかけてくれるから。
綾香「光一おはよう。」
綾香「学校頑張ってね。」
って、言ってくれるから。
ある朝。
綾香「光一おはよう。」「光一、今度の日曜日、どこかに、連れてって。」
光一「いいよ!」
綾香は、すごく嬉しそうな顔をしていた。
それを見た僕は、なんて可愛いいと思いニヤニヤしながら、学校へいった。
日曜日になり僕は、病院の前で待っていた。
光一「来ないなぁ。」
窓を見ても、綾香はいない。
綾香「光一君、お待たせ。」
光一「お・おはよう。」
光一「・・・」
綾香「光一君どうしたの?」
光一「ううん、何でもないよ。」「綾香ちゃんは、どこか行きたい所、ある?」
綾香「光一君、綾香でいいよ。」「私ね光一君の行ってる学校に、行きたい。」
光一「えっ、学校?」「学校でいいの。」
綾香「うん!」
光一「いいけど。」
綾香「やったぁー。」