「……やっぱり人違いよ。 私、あなたを知らないわ」 私の言葉に、蛇は笑った。 “いいや。そなたは知っている…… あやつの名を授かったであろう? あの、青い竜の名を――” 「青い、竜…?」 “そうだ。 あやつの真名を、聞いたであろう? ユウナ” 「“ま な”…」 “そう “真名”をそなたは知っている” 竜の言ってることが分からない。 青い竜って何…? マナとは何……? 私には分からないわ。 「……“ユウナ”? 君はユウナと言うのか?」 「ええ。そうよ。 ユウナ・アルメリア」 .