* 竜の眠る国 *









 ユラユラ揺れながら、ゆっくりと沈んでいく体。



 私の瞳に映るのは、湖面に光が反射してキラキラ光る水。






 ああ……

 やっぱり、夢だったのかな。



 こんな美しい世界があるなんて、


 知らなかった―――…






 何か大きな姿が光を遮り、掴まれた足が解放された。



 その“何か”を、私は知ってる。






 青い瞳……吸い込まれそうなその青を知ってるわ。



 そう。

 あなたは、仲間だったのね。“彼”の……