巻き付いていた“何か”が、足から離れていった。 その“何か”は、私をジッと見つめたまま。 “それ”に私は微笑み、ゆっくり意識を手放していった……。 最後に見たのは、その“何か”が私に近づいてくる姿。 心配しないで……私は大丈夫。 私は、アナタを、 知ってるから……… .