* 竜の眠る国 *





 キラリ、光る何かに撫でる手を止めた。


 これは……



「それは青輝石だ」


 後にいた兵士が先に答えた。



「青輝石…?」

 言われて、その石が埋め込まれた場所に触れる。



 青い瞳の竜を、私は知ってる。






 何故か分からないけど。


 そう、思った。





「……おい、」


 呼ばれて慌てて振り向く。



 兵士は険しい顔のまま、

「その中に入れ」

 と言った。