あまりの勢いに、私は振り向き彼を見るけど―――
「……私はまだすることがある。君は先に帰れ」
言って、巫女姫の元へ行ってしまった。
私は兵に促されるまま扉に向かうけど、何故か不安になり、振り向いた。
シオンが向かう先には、、巫女姫の姿。
彼女は下を向き拳を力一杯握りしめ、その拳は震えていた。
そんな彼女に近づき、目の前に立つシオン。
何か言葉をかけてるけど、私には聞き取れなくて……
私は兵に言われるまま、開いた扉から出た。
そして、振り向き彼の姿を視界に入れる―――
そんな私を無視して扉はゆっくり閉まり、彼も彼女も見えなくなった―――…
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