* 竜の眠る国 *






「ほらほら、いい加減諦めなさい」



 ………出逢ってから一番楽しそうだわ。





「いーやぁぁぁあああ!」









 抵抗虚しく、されるがままになった私の体を、ナタルとマーサで、優しく丁寧にスポンジで洗ってくれた。



「ユウナの肌は綺麗な肌ねぇ。羨ましいわ」



 どっと疲れた私に気づいてるのか、マーサは優しく話しかけてくる。


 人に体を洗われるのがこんなに恥ずかしい事なんて……!



「さ、後少しで終わるから」


 膝を立て必死に体を小さくするけど、マーサとナタルは力業で私の体を開き自由に洗った。