* 竜の眠る国 *





「ありがとう!」



 席に着くと、色とりどりの料理がテーブルいっぱいに並べられ、それを丁寧に小皿に取り分けてくれた。


 私はミルクに口を付け、「いっただきまーす!」と勢い良く料理を口にする。



「どうぞ、召し上がれ」


 マーサも少し離れた場所にいるもう一人の女の子もクスクス笑ってる。




「美味しい!」

「良かったわ。お口にあって」



 見た目は私の世界の食べ物と変わらず、足付けはむしろ、こちらの方が美味しく感じた。



 ……けど。


 食べても食べても目の前に新たに並んでいく料理の数々に、段々恐怖を感じ始めた。



 ……これを一人で食べろ、と?