*.遠い恋.*

そして少しすると、柔らかいものがゆっくりと離れた。

あぁ…やっぱり。

私の唇に重なったものは、潤椰の唇だった。

「相変わらず可愛いな、佑衣は。」

潤椰は私の頭をくしゃくしゃして部屋を出ていった。

───ドクン…ドクン…───

鼓動がうるさい。

やばいよ…これ…。
心臓に悪いじゃない…。
しかも『可愛いな』って言ってくれたし。。

あ──!!!
反則ぅ!!!!!
カッコよすぎじゃん!

「はぁ」

私は幸せなため息(?)をついて部屋を出て、リビングに向かった。