『で?どうするの?』
「「…なにを?」」
なんでこんなにいきぴったりなんだろう?
『私が言いたいのはずっとここにいるのかそれとも一緒に行くのか…もしかしたら誠吾は関係無いから学校から出れるかも知れないけどもしもの時がこわいよね』
「出れねーしここにずっといるのもこえーし俺一緒に行くわ」
「でも武器とかどうするの?」
『うーん確か校舎と運動場と体育館に武器がなくなった時ようにあるって言ってたよねそれを探したらいいんじゃないの?』
「そうだね!でもどこ探しに行く?ここ一階だから運動場か校舎だよねでも校舎はみんないると思うから運動場のほうがいいんじゃない?」
「なあさっきから武器とかなんの話してんだ?戦争でもする訳でもねえのに」
「ほんっとわかってないね校舎にいたんでしょ?放送で流れてたじゃん」
「俺たぶんその時頭こんがらがって全然放送とか聞いてなかった」
「まぁいいよ説明するからすっごく簡単に言うよ?うちらはここから出ようとしたら学校が爆発するつまりうちらはここから出れない
あと戦争をしなくちゃいけないの’’本物’'のね」
「はぁ?!なんでそんなことしないといけねえんだよ!」
「うちらだって知りたいわよ!とにかく犯人を捕まえるの!誠吾も手伝ってくれるんでしょ?とりあえず武器を探さないといけないけどとにかくうちはあんたに死なれちゃ困るの!!絶対死なないで」
「意味わかんねーてか由衣なんで俺に死なれちゃ困るんだよ」
「そっ!!それは!……」
バシッ!!
「いってー!なにすんだよ」
『誠吾ほんとだめだね全然わかってないよ!』
私は誠吾の頭を思いっきり殴ってやった
「鈍感野郎が!!」
由衣は拗ねてスタスタ運動場の方に歩いて行ってしまった

