「…さん、…きさん…ずきさん」

俺を呼ぶ声がする気がする…

まどろむ意識の中でその声に耳を傾けると…

「和樹さん!」

「おわっ!」



耳元で大声を出され、飛び起きる。

「コーヒー臭いんですけど。」
え?