「ちえっ。」 大袈裟に唇を尖らせると、ユキは椅子から降りて、俺の後ろから抱きついてきた。 「やめろよ!」 思わず押しのけてしまう。 「なによ。彼女だからいいでしょ?」 …それはそうだけど。 こいつはただの恋人の関係としか思ってないだろうけど…もし婚約者役っていったら、なんていうだろうな。