すると、声の主はあたしの目の前にやってきた。 きれいな顔立ちの、男の子だった。でも、背丈からみてどうやらあたしと同い年くらい。 「わあ…痛いね。…よし、バンソウコウあげる。」 「…。」 あたしの膝に、そっとバンソウコウを貼ってくれた。 「もう大丈夫。」