俺は苦しい思いを我慢して、続けた。 「俺もそろそろ本気で婚約者さがさねぇといないし、お互いこのことはもう…忘れよう。」 ふっとほほえみ、俺は優華の手を更に強く握りしめる。 「気持ちを伝えられたから…俺は、これでよかった。もう、忘れていい。」 優華は自由になれる。もうすぐ自由なんだ。 これ以上締め付ける訳にはいかない…。