周りにいた男たちは、俺たちをじろじろみていたが、警察のサイレンの音が近づいてきて、慌てていなくなった。 それと入れ替わるように、ハナたちがやってきた。 「和樹様、優華様は…!!」 駆け寄ってきたハナが、絶句する。 「早く!早く救急車呼べ!」 俺は優華を抱き抱えて叫んだ。 胸元からはダラダラと血が流れ出てとまらない。