好きって呟きが聞こえている気がして、慌てたけど、音楽で消えて聞こえなかったみたい。 和樹さん…、あたしまだ、好きでいて、いいですよね? 別れるときまで、好きでいても…いいんですよね? 最後には、諦めます。だから…もう少しだけ。 そんな思いを込めて、あたしはそっと手を握った。 和樹さんが、強く握り返してくれた…。