~優華side~

「おめでとうございます!優華様。」

朝早くハナがあたしの部屋に入ってきた。


そう、今日はあたしの誕生日。

「和樹様は今日はお休みですから、もしかしたら何かあるかもしれませんよ?」

「それはないよ。だってあたし、今日誕生日って、言ってないもん。」

ハナがフフと笑い、言った。