旦那様は御曹司!? 下


その笑顔がどことなく寂しそうなのに、幼い俺は全然気がつかなかった。


「お母さん…眠い。」

「しょうがないわね、甘えちゃって。じゃあ今夜だけ、お母さん一緒に寝てあげる。」


俺は母の胸に抱かれて、ベッドに横になった。

暖かくて優しくて、俺はすぐ眠りについた。

…翌朝、母は屋敷の中のどこにもいなかった…。