きらりです

あたしの最愛の人
千秋が仕事にでていった

泣きそうになるけどがんばって耐える

「きらりちゃん、ご飯食べに行きましょうか」

「遠くの所に行こう」

そして2人は気を遣って優しく微笑んでくれてる

そんなことじゃ寂しさはなくならないけど
いくらかはマシになる


本当優しいよね、この2人

「オムライス食べたい」

「ふふ、本当にオムライス好きですね。」

「どこ行こうか」

「ショッピングモールにあったと思いますが」

「6時になったらでようか」

今は5時半

とりあえず着替えるために部屋に入る


黒のミニスカと黒のタイツとー、
んー、茶色のジャケットに灰色のフード付きのトレーナーでいいや

化粧直して、はいおっけい!


鞄をもって部屋を出る

あたしのピアスはーっと、

「…なんでないの?」

「どうしたんだ?きらり」

「ピアスないんですか?」

あるのは赤のハートと青のスペードと


…緑のクローバー

ちょっと記憶戻そう
「千秋ピアス忘れてる」
「あ、さんきゅー蓮汰」

耳に黄色のダイヤのピアスをつけて


ってここかぁ!



「まさか、千秋つけ間違えたんじゃ」

「だろうな」

「よっぽど慌ててたんでしょうね」