家で待機して、2時間が経過した。
遅い。遅すぎる。
日菜子の家から、俺んチまでどんなにかかっても30分で着く。
来ない気なのか?
バカヤロー。来なかったらお前を軽蔑してやる!
部屋を行ったり来たりして、ソワソワ落ち着かない俺は、
友達が置いていった吸えもしないタバコに手を出した。
「…ぐぉっほ!まっず!」
友達がイライラした時に吸うと落ち着くと言っていたから、吸ったのに、全く落ち着かない。
ソワソワしながら待つこと2時間15分。
ピーンポーンーー…
チャイムが一つ、鳴った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…