もう!嵌められたと思うと地団駄が止まらない! そんなあたしを通りかかる人達は変な目でじろりと見てくる。 そんな目してるんだったらちょっとは助けてくれたっていいじゃんか! 地団駄を踏むのが強くなる。 さっさと終わらせよ! って、 うおっ!ぉぉお!? 走り出したら転びそうになるっていう。 ていうか、転んでません、これ。 どてーん うわ、恥ずかし……。 「……ぷ」 その場にいた誰かさんに笑われた。