あーだこーだ言っているうちに
セバス先生がこちらに来た。
「どうしましたか。先生」
私がたずねると、
先生は申し訳なさそうな顔をしていた。
「小倉杏子が来ていないだろう?実は君たちに
彼女を家から連れてきて欲しいのだが・・・・」
「「「 ! 」」」
全員が驚いた。
「んなめんどくせー事出来ませんよ!先生達がしてください!」
ナツキは机から立ち上がって怒った。
「そういわれてもなぁ...。彼女はこれから君たちと共に頑張る
仲間なんだ。仕方のないことだよ」
そうキッパリ言うとセバス先生は彼女の家がある地図を差し出した。
「今から彼女の家に行きなさい。これも学校のミッションだ」
第4班だけ他のグループと別プランになった。
相変わらず、ナツキは拗ねている。