あれからルルとポニーは牧草地へと戻っていました。

いつも元気いっぱいで、どんなときでも笑顔を見せてくれたルル。
しかし、今回ばかりは違ったようです。

笑顔は見せるものの、どこか悲しげな瞳。
心のどこかにある、さびしさを紛らわせるようにポニーのフサフサの背中に頬を寄せていました。

ポニーはいつもと違う様子のルルが気になって仕方ありません。