ルルは街に入る一歩手前のところで急に立ち止まりました。
そして、どこかを見つめる、ルルの瞳は更に輝きを増していました。
街から少しだけ離れた小高いその場所に、甘い蜜が豊富で赤くて大きな実がなっている木が見えたのです。
「見て、ポニー!リンゴの木よ」
ヒヒンッ
ポニーはニカッと前歯を出して、凄く嬉しそうに返事をします。
リンゴはポニーの大好物だったからです。
しかし、年に3回の特別な時にしか、ポニーはリンゴを食べることができません。
一つ目はミリアンの誕生日
二つ目は大好きなルルの誕生日
あと一つは、ルルもポニーも判りませんでした。
ポニーは今、リンゴを食べたくて、食べたくて、しょうがありません。
口元から大きなヨダレが、でろーんと地面に向かって落ちていくのがわかります。
ルルはそれを見て微笑みました。
「あははっ。すごいヨダレよ」
ルルは、ここまで頑張って来たポニーに、リンゴをプレゼントしてあげようと思いつきました。
そして、どこかを見つめる、ルルの瞳は更に輝きを増していました。
街から少しだけ離れた小高いその場所に、甘い蜜が豊富で赤くて大きな実がなっている木が見えたのです。
「見て、ポニー!リンゴの木よ」
ヒヒンッ
ポニーはニカッと前歯を出して、凄く嬉しそうに返事をします。
リンゴはポニーの大好物だったからです。
しかし、年に3回の特別な時にしか、ポニーはリンゴを食べることができません。
一つ目はミリアンの誕生日
二つ目は大好きなルルの誕生日
あと一つは、ルルもポニーも判りませんでした。
ポニーは今、リンゴを食べたくて、食べたくて、しょうがありません。
口元から大きなヨダレが、でろーんと地面に向かって落ちていくのがわかります。
ルルはそれを見て微笑みました。
「あははっ。すごいヨダレよ」
ルルは、ここまで頑張って来たポニーに、リンゴをプレゼントしてあげようと思いつきました。


