雑草が生い茂るような道から、小石がしきつめられた綺麗な道へと徐々に変わっていくと、ルルとポニーが目指していた場所が少しずつ見えてきます。
沢山の大きな家の煙突から流れる黒い煙と、とても賑やかな声や音。
お店からふんわりと空気に漂う食べ物の香りと、工場から流れる油の匂いが混ざり合い、ポニーの鼻につきます。
ポニーは少ししかめたような表情。
ルルはというと、初めて見る景色や街並に舞い上がっていました。
「うわぁ・・・。なんて素敵なところなんでしょう」
ルルは瞳を輝かせながら、赤いリボンのついた麦藁帽子が飛ばされないようにおさえると、街へと向かって走り出します。
ポニーも少し遅れて、パカッパカッと小石を蹴りながらルルの後を追いかけました。
沢山の大きな家の煙突から流れる黒い煙と、とても賑やかな声や音。
お店からふんわりと空気に漂う食べ物の香りと、工場から流れる油の匂いが混ざり合い、ポニーの鼻につきます。
ポニーは少ししかめたような表情。
ルルはというと、初めて見る景色や街並に舞い上がっていました。
「うわぁ・・・。なんて素敵なところなんでしょう」
ルルは瞳を輝かせながら、赤いリボンのついた麦藁帽子が飛ばされないようにおさえると、街へと向かって走り出します。
ポニーも少し遅れて、パカッパカッと小石を蹴りながらルルの後を追いかけました。


