*Dream*~ダメなあたしをあなたが変えてくれた~

キーンコーンカーンコーン~♪


「起立、礼、ありがとうございました」


お昼だ……


屋上行かなきゃ


あたしは急いで鞄からお弁当を取り出して屋上に向かった


『うぅ~寒い……』


屋上に着いてみるとまだ隼人は居なかった


そういえば


あたしと隼人は初めてここであったんだっけ?


つい最近の事だけど、いろんな事があって昔の事のように思っちゃうな~


なんて考えていると


「もう来てたのか?」

『うひゃっ!!!?』


いきなり耳元で囁かれた声にすごくびっくりしてしまった


『は、は、は、隼人!?』

「そんなに驚かなくても……てか、変な声出たな」


そう言ってクスクスと笑う隼人


あたしはどんどん顔の温度が上がった


『あ、あれはっ!!』

「あれ?恥ずかしがってんの?かわいー」

『///////!!?』


な、何を言ってるんだこの人は!!?


隼人爆笑してるし!!


「あー、おかし。久々こんな笑ったわ」

『それはよかったですね……』

「怒んなって、な?」

『……』