嘘恋シアター



「…っ…えっと…じゃあ、よろしくお願いします」


そう答えると橋本くんは切符売り場へ小走りで向かって行った。



その小さくなって行く背中が
彼が好きな女の子にまっすぐ進んでいるようで



こんな風にわたしは置いて行かれるのかな…



ってぼんやり考えていた。