「すまねぇな…」



それだけ言って、土方の横に並ぶ。



今は冬。こないだまで神戸にいた私が雪降る京の街に耐えられるはずもなく…



「あー、ダリぃ…。」



「おい…後少しだけだからな…後少ししたら行くぞ…。」




椅子に座って休憩中…




タッタッタッタッ…



前から足音が聞こえる。



前を向くと黒髪の女に思いっきり叩かれた。