「お前も星、好きなの?」

天文学の本に手を伸ばした私。
隣から君の声。

「うんっ大好き。」

よりによって君と同じ趣味。
やっぱ幼馴染って気が合うのかな。
君と同じ高校選んでよかった。
頑張ってよかった。

「じゃあ、今日、星見に行くか?」

「うんっ行く!」

彼女でもないのに
隣にいさせてもらうね。

今日も、君の隣でいちばん星をみます。