「おいー。諒ーー。 聞いてくれよーーー。」 「ん、どした?」 「朝から結花って女の子によー、 怒られたよーー。なんだよ、ほんとに。」 こういうことをよく言える親友がいることに ほんとありがたいって実感する。 「え、なんて女の子って?」 「結花って子。」 「それ、本当かっ?‼」