甘いキスと蜜の味【本編完結】


その後3年生に進級した私は

天城先生とお付き合いを始め

先生はE大学付属高校の教諭になった。

りっちゃんと同じクラスになったけど

天城先生ではない教諭が

担任になった時

違う数学担当教諭が教壇に立った時


私は先生がいない事を改めて感じた。

でも、電車で1時間半の隣県にある

先生のマンションに

初めて足を踏み入れる事が出来た時

カラダの底からホッとした。


7ヶ月は短いようで長かった。


でも、ずっと、待っていたから…。

堂々と会える場所だから…。

私と先生の秘密の愛の場所だから…。

と、嬉しさと恥ずかしさが

入り混じった私に

『…ようこそ。光華。』

と、先生は優しく抱き締めてくれた。

私も先生の背中に腕を回した。

「「…会いたかった。」」

2人の声がかぶった瞬間

先生は私の唇を塞ぎ

優しく甘いキスをくれた。

初めて交わした

数学準備室でのキスよりは

ふんわりとしたキスだけど

ハチミツは塗ってなかったけど

それと同じくらい

凄く凄く蜜のように甘く感じた。


キスを交わした後

先生のキッチンで作った

私の手料理を美味しそうに

食べてくれた先生の顔が

凄く嬉しかったのを覚えてる。

私だけが見られる

天城先生のその顔が

堪らなく好きだと思った。


私のココロは17歳のあの日から

変わらずに好きだと思ってる。