「…….E大付属高校?母校?」
私の呟きに天城先生は頷いた。
E大付属高校って….…。
……知ってる!!
テレビや新聞で良く見る
超有名な学者さん、作家さんなど
多数の著名人を輩出した事でも知られる
偏差値がこのA学院よりも高い
隣県にある超有名な私立の進学校。
このA学院も受験は大変だったけど
E大付属は途中受験者にとっては
さらに難関と言われてるほど…。
私が中学生の時に通っていた塾でも
E大付属を志望していた子が多かった。
天城先生はあのE大付属が母校?
「天城先生…凄いです。
…あの超有名で、偏差値高い
E大付属高校に行ってたんですか!?
……尊敬します。」
私は驚きながらも凄いと思った。
普段私達に厳しいのも
若いけど、頭がキレるのも…。
やっぱり凄い先生なんだと思った私に
「…別に超有名でもない。
偏差値だって
こことそんなに変わらないぜ?
そんな、尊敬するほどじゃない。」
先生は眉間に皺を寄せた。
……いやいや、先生凄いです。
「…俺は幼稚園から大学まで
ずっとE大付属だった。
今のE大付属高の学長が、俺の恩師で
俺が教師を志したのも
その恩師の影響だった。
大学時代から、その恩師に
『天城君は、卒業したら
そのままこの高校で
教鞭を取って欲しい。』って
度々お願いされていたけど
教育実習で他の高校へ行った時に
数年間はやっぱり他がいいと思って
自分の希望を恩師に正直に話して
俺はA学院に来た。」
