X'masの予定



「終わったか?」



声低くて怖いんですけど……

私怒られるようなことしてなくない?




「終わった終わった。そんな嫉妬しなくて大丈夫だから。俺ただの幼馴染なんで。」




慶太は私の背中をポンっと押して大村の前に出す。


何変なこと言ってんの⁉大村が嫉妬するとかあるわけないじゃん!





「ふーん。もう行くぞ。」




「え!」





グイッ


大村はまた私の手をひき歩き出す。


今度はなぜか早足になっていた。