「あー、それは後で言うから。今は黙って俺に付き合え。」 「…わかった。」 「よし、とりあえずショッピングセンターに行くか。」 「うん。」 大村は私の手をひいて歩いてく。 でも歩幅合わせてくれてるみたいで歩きやすい。 意外と優しいんだね。見直したかも。 いつもこうだったらいいのに… なんて無理な話だよね。だって私のことが嫌いだから意地悪するんだろうし。