カフェに向かう途中に大きなクリスマスツリーがあった。
「わぁー!綺麗だな。」
ツリーは綺麗に飾りつけされていた。ライトアップもされててつい見とれてしまう。
「ねー、君1人?一緒に回らない?」
えっ…
急に話しかけられて振り向くとそこには男の子が2人。
話しかけて来たのは茶髪でいかにもチャラい感じ。でも顔は結構かっこいい。
もう1人は金髪でやはりこの人もかっこいい。
「ごめんなさい。私一緒に来てる人いるんで」
「じゃあその子も一緒に!可愛い子の友達は可愛いはずだし♪あっ俺の名前は裕人。こいつの名前は大輔。」
どうやら茶髪の人が裕人で金髪の人は大輔というらしい。
ていうか可愛いも何も友達男だし。
「私可愛くなんてないですから。学校でもブスとか言われますし」
主に今一緒に来てる人にね!
「えー。そんなことないよ!とりあえず一緒に回ろうよー♪友達はどこ行ったの?」
「無理です。一緒に回りません。」
「じゃあメアドだけ教えて♪」
そう言ってケータイを取り出す裕人くんというナンパしてきた人。
……ん?今気づいたけどこの人結構しつこいかも?


