ーーーーー本編戻りますーーーーー

「うっさぶっっっっ!!!
もう冬だなー... そろそろ帰ろうかな!」

帰る支度をし、教室の扉を開けようとした私の手がふと止まった。

ーーーーーッシュッッッーーーーーー
ーーーーーーーッバシュッッッーーー

「外から何か聞こえる?」

不思議に思い、窓から外を見てみる。

そこには、一心にボールを投げ続ける一人の少年の姿があった。

かすみは少しの間、その少年から目が離せなかった。