龍神様との恋愛事情!


「……私、死んじゃってるんですよね…。これから、どうなるんでしょうか…?」


「そろそろお迎えが来るはずですよ。天が貴女を導きます」


良かった…。

ちゃんとお迎えが来るんだね。

このまま地縛霊とかになっちゃったらどうしようかと思ったよ。


「しかし……こうもしっかり自我を持っている魂も珍しいですね」


朧様がしげしげと私を眺める。


「普通、人間の魂は死すると意識を持たない真っさらな状態に戻るはずなのですが…。これも、僕の祝福が原因でしょうかね」


「祝福って、前にして下さったあの…?」


幻想的な光の粒子がとっても綺麗だった、あの滝での祝福。


「はい。銀龍の祝福を受けると、受けた者は霊的エネルギーが強くなると言われています。おそらくお嬢さんの自我が今も残っているのは、僕の祝福が魂に影響を与えたからでしょう」