はい? じゃあ、今のって…。 「おばあちゃんは!?寝てる!?」 「さっき見に行ったから大丈夫でしょ。ちゃんと寝てたわよ」 「ほ、本当に…?」 私は廊下を歩き、おばあちゃんの部屋の前で足を止めた。 ゴクリと唾を呑んでから、そっとドアを開けてみる。 いるよね? ちゃんと布団の中で寝てるよね? いてね!? お願いっ…! 布団の中は空だった。