~心の闇~

真夜「私には…親なんか…
とにかく信用できる人
自体いないの!!!」

そう言って力任せに突き飛ばした。
そして階段をかけ降りて

グランドに出た。
また全力で走った。

もう車に引かれて死んでも構わない。
そう思った瞬間、目の前に
トラックが迫っていた。
気付いた時には意識を失った。


目を覚ますと白い天井に
白いカーテン。
ここは病院だった。
でも私は怪我はしていない。


看護師さんが部屋に入って来たので
なぜ私は怪我をしていないか
聞いてみた。

すると

看護師「あなたが車に引かれる直前
金髪の男の子があなたをかばった。
と私は聞いてるけど…」

………え…?まさか…金髪野郎が…?
真夜「すいません!その人の病室
どこですか!?」

看護師「確か306号室だった
ような…」

真夜「ありがとうございます!」

私は306号室へと急いだ。

ドアを開けると金髪野郎が
静かに眠っていた。
たくさんの機会に繋がれていた。