おばさんの首にかけてあったメジャーで身長やら、スリーサイズやらと何やかんやと測られて…それが終わった頃には、あたしはクタクタであった。

ドレスもいろいろと種類や色があったけど、何を選んだのかは自分でも覚えていない。

と言うか、もう訳がわからないから好きにしてくれと言う話だ。

「来週には完成しますので、その時にまた受け取りにきてください」

おばさんがわざわざ店の外に出て、あたしとメグを送ってくれた。

「ありがとう、楽しみにしてるよ」

メグはおばさんに向かって笑いかけた後、クタクタのあたしを車に乗り込ませた。

その後で自分も車に乗ると、発車させた。

「なかなかいいところだっただろ?」

車を運転しながらメグが話しかけてきた。