ハリネズミの恋

針井だった。

彼女は顔を隠すように、机に突っ伏している。

寝てんのか?

そう思いながら俺は自分の席に向かった。

机の中に手を入れて見ると、
「お、あったあった」

俺の予想通り、スマートフォンがあった。

しかし、メグもメグである。

俺は6時間目にきたメグのメールを見る。

「どう考えてもマーサが嫌がるだろうに」

メールには、セクシー度がハンパない衣装を持って得意気に笑っているメグの画像が添付されていた。