ハリネズミの恋

そうだ。

6時間目の途中でメグからメールがきたんだ。

スマートフォンを取り出して、机の中で動かしながらメール見て…。

「悪ィ、先に行っててくれ。

俺、教室行ってケータイ取りに行ってくる」

俺は太に言った。

「ああ、わかった。

合コン、すっぽかすんじゃねーぞ」

太はうなずくと、校門を出た。

俺は今きた道を走って戻ると、教室へ向かった。

教室に入ると、
「…あれ?」

当たり前だが、誰もいなかった。

ただし、1人を除いては。